<前回からの続き>
3月19日(木)~3月21日(土)
そもそもセントルイスに来た目的というのは、ジャズを聴くわけでもなく、NWFコミッショナー(プロレスの権威)に会うわけでもなく(セントルイスはNWFコミッションの本拠地らしい)、井口のいなくなったセントルイスカージナルズの試合を見るわけでもなく、NCAAレスリングとそれを取り巻く環境に身をおいて、元気パワーをもらおうと思ったからなのである。NCAAレスリングは6年前に先生に誘われて行き、そこではまってしまったのである。
こういうのも行けるというのもタイミングが重要だからね。チャンスがあった時に行ける時に行かないとと思い、思い切ったわけである。
NCAAというのは全米の大学の一部リーグ。ちなみに、この3月のNCAAといえばやはりアメリカ。バスケが有名なのである。MARCH MADNESSといわれ、新聞の一面はほぼNCAAバスケ。WBCなんて小さい記事しか出てなかったよ。決勝がアメリカの時間で月曜日になったのは日曜日はNCAAバスケの試合が行われるからというのがもっぱらの噂らしいです。
バスケットボールほどでなくても、NCAAレスリングも大きな大会。チケットなぞなかなか手に入らないらしいのである。
ジムさんはOWC(オクラホマステート大学)出身。今回誘っていただいたO先生はOWCにコーチ留学していたことがある、というつながりなのである。
このNCAA。各階級で8位以内に入るとオールアメリカンと称され、引退後も尊敬しつづけられるのである。ジムさんはオールアメリカン。なので、ジムさんが例えペットボトルにラムコークを作って海上に入り、酔っ払っていたとしても、あぁ、ジムじゃあ仕方ないなぁと笑って許されるのである。そこにはやはり尊敬の念が入っているからである。
しかも、今回聞いたことによると、80~90キロ台そこそこでヘビー級(一番重い階級)に出場し8位以内に入ったらしい。そりゃレジェンドだよ。
そんなこんなで、19日~21日までNCAAレスリング一色。
1日午前~午後、夜と2セッションが行われるので、3日間で全6セッション。町はレスリング一色。セッションとセッションの間は、全米からやってきたレスリングファンが酒を飲みながら語り合うのである。会場はもちろん満員。大学対抗でもあるので、応援合戦もすごい。日本でいうと高校野球みたいなものですかね。
まぁ、選手を知っているわけではないので思い入れも持ちづらいのですが、6セッションも見ていると大学ごとの特徴(スタイルが全然違うのよね)、特定の個人も識別でき、俄然思い入れを持ってくるのである。そうすると面白い。ちなみにルールはオリンピック種目である、フリースタイル、グレコローマンスタイルというのではなく、カレッジスタイルというアメリカのオリジナルルール。
今回、片足の選手がいました。それも強い強い。最終的には4位だったかな。会場中感動のスタンディングオベーションでした。こういう一体感もすごいのです。
ホテルは昨日から移動して会場に近いホテル。歩いて会場まで行けたのですがやはり不況ですねぇ。駅前のモールなぞ半分近く店が空いていました。また、道々には物乞いする人が等間隔で。でも、なんかこっちの人明るいね。立ったまま、時には歌を歌いながら空き缶を手にもってふりふり。中にはスーツ着ている人もいたよ。なんで?
食べたものは肉ばっかり、いや野菜食べたかったんやけど、ほんまにないんですよ。
19日昼:チキンウイング、BBQリブ
19日夜:ファストフードなメキシカンな食べ物
20日昼:サラダのみ(でもチキン入ってた)
20日夜:HOOTERSでビール、チキンウイング
21日昼:タコス(タコベル)
21日夜:BAR
ちなみに、19日の昼だったか、ぽかぽか陽気の中、ちょっとした広場で談笑をしている5,6人の人たちが。その中に先生の知り合いもいたので、先生の記念写真を自分が取ることにした。後でジムさんがささやいてきた。あの中にいた、あの人知ってるか?そう言われてみると、なーんか見たことあるな。うーん、誰だっけな。俳優系ではないよな。だれだっけな?
「ラムズフェルドだよ」
おっ、あのブッシュ政権下での国防長官か。引退したためか、すごくふつーに立ってたんだけど。SPらしき人も軍服をきた一人だけ。なんかオーラもなく、おじいちゃんて感じ。戦争を仕掛けた張本人といわれているからね、あまりちやほやされている感じはなかったですね。そのあと、先生が何にもラムズフェルドも写っている写真を見せていましたが、反応はいまいち。やはりアメリカの恥になっているんでしょうかねぇ。
さて戻って食事の話であるが、店取りでもジムさん本領発揮。席が空くのを待っている客が列をつくっているのに、さーっと中に入っていって、空いてるテーブルを見つけて、そのまま陣取っちゃった。自分たちもいいのかなぁと思いながら既成事実つくり、そのまま占領。なんでこれで店の人に怒られないのか、並んでいる人に怒られないのか。全く分からないがほんとすごい人だ。人生の師匠!!
それにしてもアメリカの食い物ってほんと野菜ないね。朝のブッフェにも野菜なんて皆無。野菜の代わりだと思って飲んだオレンジジュースとアップルジュースはめちゃうまいけど。後アメリカの薄いコーヒーは自分には合うわ。
ちなみに、最終日の夜1件目はBARに行ったのだが、自分だけID見せろって。この30代後半のおいらに。5歳年下のYじんはスルーパスだったのに。ちょっと、えっなんで?と思う反面、ちょっとうれしかったりする気持ちあるのです。あっちなみにYじんは2日目から合流。今回はほんと皆ばらばらで集合。
あっ、そうそう最終日にジムさんからかかってきた電話を「話してみろ」と渡された。とてもキュートな若い女性の声だった。「誰?」「ガールフレンドだ」「何歳なの?」「35歳だ」
ええぇっ、なんと25歳年下!!まだまだ現役だぜーだって。恐れ入りました。離婚歴もあるジムさん。最高!!
おまけ
ファンイベントブースであった「ダニーホッジ」と人類最強の男カレリンを破った男「ルーロンガードナー」
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